先輩の声
Senior's Voice
営業管理部 営業課
2018年入社
月井 健
営業管理部 調達課
2019年入社
野副 実央
電源開発部
2020年入社
髙橋 真悟
ISO・環境管理室 環境管理課
2021年入社
富岡 真美
技術部 製品技術課
2021年入社
古田 翔
第1製造部 生産管理課
2022年入社
安達 真輝
営業はただ「物を売る」仕事ではなく、物がスムーズに売れる流れを作る役割
営業管理部 営業課
月井 健
TAKERU TSUKII
2018年入社
未知の不安より、やってみたいが勝った
大学在学中に開催された合同企業説明会にて、耳が不自由な私を気遣ってくださる場面があり、親切なフォローで印象が良く、大日光・エンジニアリングに興味を持ちました。
私は英語教育学科を専攻していたため、製造業は未知の分野ではありましたが、就職活動を進め、面接で色々な話を聞いているうちに、未知の不安よりも「自分を試してみたい」気持ちが勝り、入社を決めました。
海外にも工場があり、得意の英語を活かし貢献出来るのではないかと思ったことも決め手のひとつです。
簡単なようで難しい「出荷状況確認」
私は現在、医療系のお客様を中心に、病院で使用されるMRIやCTなどの装置に組み込まれる、実装基板の販売・出荷管理を担当しています。医療機器ならではの要求があるため、難しいことも多くありますが、やりがいも同時に感じており、お客様にご満足いただけるような対応や製品納入を心がけ、日々奮闘しております。
お客様にご満足いただくためにも、正確な状況把握や素早い情報展開を行うため、ルーティーンとして「出荷状況確認」を朝・昼・夕で行っています。朝は、当日の出荷予定に漏れがないか、問題ないかをチェック、昼・夕方には、チェックした朝の予定と相違がないか、進捗に問題がないかの誤差のチェックを行い、状況に応じてお客様や生産現場と調整を行います。
一見すると簡単に思える確認作業ですが、これがなかなか自分の思い通りには行きません。
生産に必要な部品が予定通りに入手できない場合や、お客様の要求で予定が変更となる場合など理由はいくつもあります。
営業の仕事は「流れ」を作ること
うまくいかず悩んでいたときに、上司から「営業はただ物を売る仕事ではなく、物がスムーズに売れる流れを作る役割がある。全体を把握し、報連相など基本的な事を確実に行う事で良い流れを作ることが出来る。」とアドバイスを受け、注文数の変動や依頼事項関連の情報をリスト化するようにしました。同時に報連相を徹底する事で、納期遅れの問題を改善する事ができました。
不良や部品不足が出たときなどは、出来るだけ早く顧客に報告する事が、問題解決と信用を得るための最善策です。また、自分が気づいたことは、自分の中に留めず、きちんと社内共有していく事も、社内での信頼関係構築に大事だと考えています。
「学ぶ姿勢」と「挑戦の心」
私は大学で学んだ事と、全く別の業界に入ったのですが、「学ぶ姿勢」と「挑戦の心」があれば、知らない分野でも活躍できると考えています。
特に大日光・エンジニアリングは、実践することに重きを置いているので、経験が無い人でも活躍できる環境があります。
これからもこの2つの事を忘れずに、与えられた業務をしっかりこなしていきます。
色々な困った事を解決できる、皆に頼られる人になりたい
営業管理部 調達課
野副 実央
MIHIRO NOZOE
2019年入社
入社のきっかけ
大学時代の恩師の言葉に「風の人、土の人」(様々な地域を渡り歩く人、地に根を下ろす人)という言葉があるのですが、私は根を張る「土の人」として、生まれ育った「日光」という場所で働きたいという想いから、大日光・エンジニアリングを選びました。
元々経営学の専攻だった事もあり、電子機器の世界を全く知らない所からはじまったのですが、調達部に配属後すぐに、製造部への応援で製造現場に入れた事で、部品がどの様な工程で使われるのかを知る事が出来ました。
事前の確認、準備がトラブルを防ぐ
現在は、調達部で事務機器用部品のデリバリーを担当おり、私の仕事は、部品の発注から納品までの調整業務になります。
購入する部品の数量と納期を決める「発注検討」という業務があるのですが、発注をかけるメーカーの特徴に合わせた発注の仕方を考えなければならない上、顧客の計画変動に合わせた調整もしなければならないため、とても繊細かつタイムリーな対応が必要になります。
業務を行うにあたっては、事前の確認と準備が一番大切だと考え、入念に行っています。
アンテナを張り、『繋がる』
私は調達部に配属され、2021年の始めからひとつの顧客を初めて任されました。特に、今年は世界的にみても電子部品の供給逼迫が問題となっており、自動車の電子制御化、スマホの5G移行やコロナウイルスによる東南アジアのロックダウンの事情もあり、部品が思った通りに入りにくい状況です。私はまだ担当し始めて日も浅いので未だにどのような事かまでは理解できておりません。
現実、私の発注している部品は、どんなに小さな部品でも大事にしなくてはいけないという事を製造支援の際に学びました。電子機器はたくさんの小さい部品で作られているのですが、たった1つの部品が欠けるだけで、全ての生産が止まってしまいます。
だからこそ、メーカーとの会話や納入状況より生産状況の変化を感じるため、電話やWEB会議など、アンテナを張っていきたいと感じております。このような状況だからこそ、アンテナを張ることで情報を知り、その情報を顧客やメーカーと正しく共有し、『繋がる』ことが大切であると思います。
頼られる存在になりたい。必要なものは好奇心
納期調整してメーカーとの調整がうまくいったときは、特にやりがいを感じる瞬間です。
正直に言うと、私は電子機器という物に興味が無い状態で入社しました。
ですが、「これは何だろう」「なぜこうなっているのだろう」という“好奇心”をもって仕事をやってみれば、そこには必ず、面白さが生まれてくると思います。
今は分からない事の方が多いので、上司や先輩に聞いたり、調べたりしていますが、将来的には社内の色々な困った事を解決できる、皆に頼られる人になりたいと考えています。
現場で勉強と実践が出来るスキルアップのためのとても良い環境です
電源開発部
髙橋 真悟
SHINGO TAKAHASHI
2020年入社
始めて知った「電源の世界」
大学で専攻していたロボット工学の知識や経験を活かせて、実家のある東京から通える工学系の開発職が出来る会社を探している中で、大日光・エンジニアリングに出会いました。
その後参加した会社説明会で、世の中にあるほとんどの機械は、電源が無いと動く事が出来ないという話を聞いたときに、電源の開発は様々な業種に寄与できる、今後もなくならない仕事だと思った事が入社の決め手になりました。
開発の仕事
私は今、カスタム電源装置の回路設計から量産評価までを担当しています。
要求仕様書に書かれた電流値や保護回路などの条件を元に、具体的な電源回路を作成し、計算上のチェックをしたあと、試作品を造って設計通りの電源出力が安定しているかを、部品を変えながら調整していきます。
試作が終わると、信頼性評価を経て量産条件をまとめて、本社工場向けの量産指示書を作成・提出するのと、顧客への成果物資料を作成・提出するまでが、開発の一連の流れになります。
試作や評価の工程では思った結果が出ない事を経験しました。
計算上のチェックを後回しにしたことで変更箇所が多発し、時間や部品のコストが増えてしまったことがありました。
それ以降はISOで定められた手法や先輩の仕事内容を参考にし、過去事例回路・問題点のレビューを事前にチェックする事で、スムーズな開発が出来るようになりました。
ノイズとの付き合い方
電源開発において一番の強敵が、「ノイズ」です。
ノイズは、電力を変換する際のスイッチング動作で発生する余分な電気と周波数帯域です。
ノイズが大きいと接続先の機器が安定せず、最悪の場合、機器の誤動作や破損に繋がります。
ノイズをいかに抑えるかは、電源の性能に関わってきますが、電源が発生するノイズだけを気にするのではなく、電源側にノイズが印加されても電源が誤動作や破損に至らない設計をしなければならないことも経験致しました。
この経験により、ノイズの影響による知識と理解力が大切であることを、今の仕事を通じて実感し、大変ではありますが貴重な経験を得られる仕事だと感じています。
回路設計のスペシャリストに
最近は、アナログ回路の設計者が減っているようなので、まずはアナログ回路設計をしっかり身に着けて、回路設計技術者としての自分の立ち位置を固めたいと考えています。
さらにはデジタル回路も出来るようになっていくことで、企業に貢献できる人材になりたいと考えています。
職場には、勉強に必要な教材もそろっているので、今の私は、勉強と実践が出来るという、スキルアップのためのとても良い環境に居ると思います。
入社してからを振り返って
入社当時は、学生時代に学んだことを、社会人として生かせるか不安でしたが、実際には入社してから色々な事を学べるので、焦って知識を詰め込まなくてもよかったなと、今では思います。それよりも、学生の内は、研究や卒業論文をしっかり最後まで仕上げる事で得られる、やりきる経験の方が社会では役に立つのだと思います。
日々仕事をしていく中で、毎日が新しい事の出会いでした
ISO・環境管理室 環境管理課
富岡 真美
MAMI TOMIOKA
2021年入社
地元で働く。DNEの魅力を感じた
もともと自分が生まれ育った栃木県で仕事をしたいと思っていました。
その中でも、DNEが作っている基板が医療機器や自動車の部品、さらには宇宙分野など様々なものに使われていることを知り、可能性の無限大さに魅力を感じました。目には見えないところで自分たちの生活を豊かにしている製品をつくっている。それがDNEの良いところだと思います。
環境管理という仕事の面白さ
主な仕事として「含有化学物質調査」を行っています。これは、自社の製品に地球環境や人体に悪影響を及ぼす化学物質が含まれているかどうかをchemSHERPAやIMDSなどの調査ツールを使用して調査をし、製品の納入先へ報告する仕事です。
納入先から含有化学物質調査の依頼を受けたら、対象の製品にどんな電子部品や機構部品が使われているのか確認をし、それぞれ部品や基板を発注している先へ調査の依頼をお願いします。調査先から回答が来たら化学物質の含有状況を確認し、データをまとめて依頼元の納入先へ報告をします。
私は、前職ではまったく別の業界で仕事をしていた為、これまで「含有化学物質調査」という言葉自体も耳にしたことがありませんでした。そのため、自分がこれまで知らなかった化学物質の名前や、その物質がどういった性質でどのような影響を与えるのかなどを調べることに面白さを感じています。
誰かに「相談する」ことの大切さを学んだ
私の仕事も最初から最後まで全部自分1人で完結させることはできません。納期の調整や製品の情報など、分からないことや行き詰ってしまう場面はたくさんでてしまいます。そんな時に、上司や同僚に相談をしたり、他部門にフォローをお願いすることで解決させています。すべて自分で抱えてしまうと、後で自分が大変な思いをしてしまうことになるので、「これは分からないな、自分では解決できないな」と思った時点ですぐに誰かに「相談すること」は自分が仕事をする上でも一番必要だと感じます。
0スタートだからこそ面白い、DNEの仕事
新しい事に挑戦したい、知らなかったことを知ることが楽しいと思える人がDNEに合うと思います。
私自身も別の業界からこの電子機器業界という世界へ入りました。
なんの知識もなく、0からのスタートでしたが日々仕事をしていく中で、毎日が新しい事との出会いでした。大変なこともありましたが、その分新しい知識や経験が増えます。
私はDNEで得られた知識や経験はこれからの自分にきっと役に立つと思います。
医療の現場で使われていることを知ったとき、自分の仕事に誇りを持つという意味が分かった気がします
技術部 製品技術課
古田 翔
SHO FURUTA
2021年入社
未知の業界の仕事。まずはやってみようからのスタート
新規製品の立ち上げに伴う基幹システム登録用の構成を作ったり、社内管理用の資料作成を主に行っています。
元々、学校の授業でプリント基板に関する勉強をしていたので、ものづくりに興味がありました。
進路相談中に学校の先生からものづくりの会社として紹介され、会社見学会に参加しました。
そこで、実際に製造現場を目にし、こんな風に基板が作られているんだと感動したことを覚えています。その時に入社を決めました。
上司に教わった方法を大切に、正確に進める
基板にはたくさんの部品が使われており、その中の一つでも不備があれば製品として機能しません。そのため私が行っている基幹システム登録業務や、管理資料に間違いがあれば、様々な現場に迷惑をかけるだけでなく大切なお客様への信頼も失ってしまいます。上司から教育を受けた仕事の進め方、確認方法など、とにかく「正確に仕事を進める」ことを大切にしています。基幹システムには様々な機能やデータがあり、覚えるのは大変ですが。新しい発見や学びがあり、最近では基板の構造を知ることも仕事の楽しみの一つになっています。
医療現場でDNEの技術が役に立っている
医療現場で私たちが作った製品が使われている、ということを先輩に教えてもらいました。間接的かもしれませんが、人の命に係わる製品を作っているということを知ったとき、自分の仕事を誇りに感じました。「誰かの役に立つ仕事」という考え方が芽生えたときに、一つ一つの業務をもっと丁寧にしていくこと、確認を怠らないこと、もし失敗したときも勇気をもって上司に報告することをもっと意識するようになりました。
仕事と休日、ON/OFFの切り替えで前向きに取り組む
休日はゲームや漫画を読んでリフレッシュをしています。集中しすぎて気が付いたら一日が終わっているなんてこともしばしば。仕事中も集中モードに入るとあっという間に1日が終わってしまうので、私は何かに没頭するのが好きなのかもしれません。ただ、仕事と休みのONとOFFは大切にしたいと思っているので、仕事は仕事、休みは休みでメリハリをつけて前向きに取り組んでいきたいです。
まだまだ先輩に教えてもらうことばかりで、勉強の毎日ですが、一日でも早く役に立てる人財になりたいと思っています。
チャレンジしている会社だから、私もチャレンジできる。新しいことにチャレンジするという社風が良い
第1製造部 生産管理課
安達 真輝
MASAKI ADACHI
2022年入社
宇宙事業への参入にワクワクした
DNEは面白い仕事をしている会社だと思います。幅広い分野の業界へ基板を納入し、最近では宇宙分野に参入しています。私も新しいことにチャレンジすることが好きなので、会社として新たな分野へどんどん挑戦していく企業方針がとても魅力的に感じて入社を決めました。
仕事はパズル。一つ一つ丁寧に組み立て、出来上がった時に感じる達成感
基板は数百種類もの部品で構成されていて、一つの間違いも許されません。私は生産計画に合わせて部品のピッキング、配膳を行っていますが、1個も間違えてはいけないという緊張感を常に持って業務にあたっています。
基板実装するためには必要な構成部品があり、決められた位置に部品を配置しなければなりません。それはまるでパズルのようで、完成した時には大きな達成感を得られます。それがお客さんに届き、正しく製品が稼働しているという報告を聞くと、うれしくもあり、ホッとします。それも仕事を通して得られる達成感の一つですね。
チームワークで課題をクリアする
会社にとって大きくかつ長期的なプロジェクトがあり、メンバーの一員として業務にあたりました。
打ち合わせを繰り返し、課題を洗い出し、解決方法の検討を重ねました。
その結果数億円単位の改善につながり、その仕事を成し遂げられた達成感はとても大きく、チームワークの大切さを学びました。チームを動かし、大きな仕事をこなしていく先輩たちはとてもかっこよく、いつか私もそうなりたいと思いました。
できないことよりも、次どのようにしたらできるのかを考える
もともと負けず嫌いな性格ということもあるかもしれませんが、仕事で失敗した時やうまくいかないときがあったら、「今できることに全力で取り組む」ことを大切にしています。先輩や上司に教えてもらい、支えてもらいながら、できる方法を考え全力で取り組み、仕事を一つ一つ覚えていきます。少しずつでもいいので成長していきたいです。
自分に後輩ができたら、困ったときに相談にのれる先輩でありたいと思います。今自分が先輩に助けてもらっているように、頼ってもらえる存在になりたいです。